そもそもサーバーって何?
サーバーの説明と選び方を解説!
2025/1/16

サーバーとは
まずは「サーバーとは何か」から説明します。
サーバーとは英語で「Server」となり、直訳すると「提供する側」という意味です。
クライアントからのリクエストを受けて、対応するデータを提供するコンピューターのことを「サーバー」と呼んでいます。
例えば、ユーザーがWebサイトを閲覧したい場合、まずはWebサイトのデータをサーバーに要求します。サーバー側がその要求に応え、該当のデータファイルを返すことで、Webサイトは表示されます。
普段何気なく行っているWebページの閲覧も、サーバーが働いているおかげで成立しています。
サーバーは他にもメールの送受信や動画サイトへの投稿など、私たちが普段行っていることに関係しています。
代表的なサーバーの種類と用途
一口にサーバーと言っても、用途によって様々な種類のサーバーが存在します。ここでは代表的な4つのサーバーをご紹介します。
共用サーバー
共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーで共有して利用するサービスです。そのため、同じサーバーを利用するユーザーの影響を受けやすくもあります。
しかし、共用サーバーはレンタル費用が安く、サーバーの知識があまりなくても簡単に使うことができるため、手軽にサーバーを使いたい方には最適なサービスでもあります。
専用サーバー
専用サーバーとは、1台のサーバーを1ユーザーで占有して利用できるサービスです。そのため他のユーザーの影響を受けることがなく、1人で自由に使うことができます。また、管理者権限も与えられるため、自分の好きなアプリケーションをインストールすることが可能です。
ただし、共用サーバーに比べて容量が大きく、自由度が高い分、レンタル費用は高くなります。また、サーバーを自分で構築し、メンテナンスする必要があるため、専門知識がある方におすすめのサービスです。
VPS(仮想専用サーバー)
VPSとは、1台のサーバーに仮想専用環境を複数作成しているサービスです。
1つの仮想専用環境を1人で利用できるため、他のユーザーの影響は受けにくくなっています。専用サーバーと同じようなスペックを安価に利用できますが、専用サーバーほどの自由度はなく、利用できるOSなどは限定されている場合が多いです。
また、専用サーバー同様、運用にはある程度の専門知識が必要となります。
クラウドサーバー
物理サーバーを分割して借りる点ではVPSと同じですが、VPSより高い自由度を持っているのがクラウドサーバーです。
例えば、急なアクセス負荷時などに、自由にリソースを増減することが可能です。
レンタル費用は従量制課金が一般的です。時間単位で使えるサービスもあるため、必要な時に必要な分だけ利用することで、料金を抑えることが可能です。
また、サーバーの使用用途には大きく分けて下記の4種類の使用用途があります。
- Webサーバー(Web server)
Webサーバーには、HTMLファイル・CSSファイル・画像ファイルなどが格納されており、WebブラウザからリクエストされたWebページをクライアントに返して表示させる上で必要になります。Webサイトの運営には必要なサーバーです。 - メールサーバー(Mail server)
メールサーバーは、メールを送受信する際に使われます。送信サーバーはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバー、受信サーバーはPOP(Post Office Protocol)サーバーと、送信用と受信用でサーバーが分かれています。 - DNSサーバー(Domain Name System server)
IPアドレスは人間にとっては覚えにくい数字の羅列。そのため、人間がわかりやすいように名前を付けたものが「ドメイン」です。そのIPアドレスとドメインを結びつける役割を担っているのがDNSサーバーです。インターネットを利用する上で欠かせないサーバーといえます。 - FTPサーバー(File Transfer Protocol server)
FTPサーバーはWebサーバーにファイルを送受信するために用いられます。Webサーバーはアクセスがあった場合にファイルを送信するだけですが、FTPサーバーでは、クライアントがサーバーにデータをアップロードしたり、サーバーからデータをダウンロードしたりすることができます。基本的には、Webサイト作成時にはFTPサーバーが用いられています。
なんかたくさん種類があって分かりにくいな~
結局どうしたらいいんだろう?
しーくんが悩んでしまっていますね。
ここからは実際にどのようにサーバーを選んでいくのかを見ていきましょう!
サーバーですが、自宅などに独自のサーバー設備を持つことも可能ですが、設備費や運営費、故障した際の修理費がかかるため自分でサーバーを持つメリットはほとんどありません。
そのため、サーバーの機能を貸し出すレンタルサーバーを利用する人が増えています。
レンタルサーバーの場合は、独自サーバーで必要な運営や故障した際の修理などを含めた管理をレンタルサーバーを提供している業者が行ってくれます。
構築やメンテナンスの手間なく、手軽にサーバーを利用できるのがレンタルサーバーというわけです。
レンタルサーバーの選び方

「共用サーバーがいいのはわかったけど、どの会社のサーバーを選べばいいの?」と感じた人もいるでしょう。
レンタルサーバーを提供している会社は非常に多いので、どれを選べばいいか迷うのも無理はありません。
そこでここからは、レンタルサーバーを選ぶ際に意識したい5つのポイントをご紹介します!
- ❶サポート体制が充実しているか
- ❷独自ドメインの取得と設定が簡単か
- ❸バックアップ機能はついているか
- ❹マルチドメイン対応か
- ❺運用実績が豊富か
POINT1 サポート体制が充実しているか
レンタルサーバーを提供する会社やプランによってサポート体制が異なります。
特にはじめてWordPressを開設する場合は、何をどうすれば良いのか、どこから手を付けて良いのかわからずに開設作業がなかなか進まない、ということもあります。
そうした場合に、電話やメール、チャットなどで聞けるかどうかは大きなポイントとなります。
POINT2 独自ドメインの取得と設定が簡単なものから選ぶ
レンタルサーバーを借りたら、独自ドメインを利用したい場合は設定を行う必要がありますが、レンタルサーバーを提供しているサービスのなかには独自ドメインが取得できるものもあります。
別々に取得しても良いのですが、同じサービス内で取得した方が楽に設定が行えます。そのため、特に理由がない限りは、ドメインを取得できるレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
POINT3 バックアップ機能はついているか
3つ目のポイントは、バックアップ機能の有無です。サーバーで何らかのトラブルが発生したときでも、バックアップ機能があればサーバー内のデータは守られます。
プラグインやFTPソフトを使えば手動でバックアップを取ることもできますが、自動バックアップであればその手間を大きく省けます。
うっかりミスでデータを消してしまった時も、自動バックアップがあれば安心です!
POINT4 マルチドメイン対応か
マルチドメインとは、1つのサーバーで複数のドメインを運用できる仕組みです。
異なるドメインを用いて、複数のWebサイトを立ち上げられます。
追加でサイトを立ち上げる際に手間が減って便利なので、マルチドメイン対応のレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
POINT5 サポート体制が充実しているか
そして最後に、一番重要でわかりやすい基準が、運用実績の豊富さです。
運用実績が豊富なサーバーは、大きな問題なく長い期間多くの人に利用され続けてきたサービスです。
また、多くの人が使っているサーバーは関連情報がネット上にあふれているので、困ったことがあってもすぐに解決できます。
簡単に選べるようにおすすめのレンタルサーバー会社を教えて!
はい!
初めての方には下記のさくらのレンタルサーバがおすすめです!
さくらのレンタルサーバはサーポート体制も充実しているのはもちろん、
自分の用途に合わせた様々な料金プランがあり、独自ドメインも同時に取得できます!

その他の会社も見てみたい方は以下の記事で、おすすめのサーバー・ドメインの会社を紹介しております。
ぜひご覧ください。
また、ホームページを公開するにあたり、サーバーだけではなく、独自ドメインの取得も重要になります!
下記の記事ではドメインの説明や取得方法の紹介しているものもございますので、ぜひご覧ください。
まとめ:サーバーについて正しく理解しよう!
今回お伝えした内容のおさらいをしましょう!
- ✔サーバーとはクライアントからのリクエストを受けて対応するデータを提供するコンピューターのこと。
- ✔サーバーの種類は大きく分けて4つ
- ✔レンタルサーバーで手軽にサーバーを持つことができる。
- ✔いいレンタルサーバー会社を選ぶことが重要!
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